南 新也 個展 「For」 に寄せてもらいました:藤澤:最新の活動情報 - 彫刻アートリスト


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南 新也 個展 「For」 に寄せてもらいました:藤澤

南 新也 個展 「For」 に寄せてもらいました:藤澤

卒業生・展覧会情報

2015年7月 7日 (火) ~2015年7月12日 (日)
11:00~ 19:00 (最終日 ~18:00)

場所:アートスペース虹
〒605-0041

京都市東山区三条通神宮道東入る3丁目東町247

Tel:075-761-9238
Fax:075-761-9238
http://www.art-space-niji.com/index.html

7/11(土)に、彫刻コース1期生の南 新也 さんの個展「For」に寄せてもらいました

OB展「U.S.E」の初期に出品して下さっていた時の印象のまま、ギャラリーに寄せて頂きましたので、木彫作品が展示してあると考えていましたが、今回は写真などを組み合わせた空間が作品として広がっていました

音楽を聞きながら制作するとおっしゃる南さんは「歌詞を音として捉えると、様々な文字や意味を想像出来る」と
「4」は「ヨン」であり「シ」であり「フォー」でもあって、「フォー」になれば「For」にもなり、「For」の意味を想像することも出来る

展示空間には、複数の写真を無作為に一枚にまとめた作品が壁面で対峙し、その間にボックスに入れられた牛骨があります
写真作品のモチーフは植物で、そのモチーフからの連想によって、一枚を構成する写真の枚数等が変わっています。
牛骨の収められたボックスは背面2面と底面が鏡になっており、一つの牛骨が、虚の空間を含むと八つになり、様々な表情を見せてくれます

この空間にある写真作品と牛骨には、個々の放つイメージとそれぞれが絡み合って成り立っています
それは写真のモチーフであり、枚数であり、花言葉であり、色であり、相互関係にまで発展していきます
牛骨も、その角度、映り込み、鏡の意義、ボックスの一辺の長さ・・・と複雑な親和性を持ち、見る者の想像と幻想と妄想を掻き立てます

日本人は、古くから洒落やゲン担ぎに韻や語呂などの言葉遊びを用いてきました
そして現代、その感性は外国語さえも取り込んで、日本人の根底にある独特の遊び心を揺さぶり、思考の土台を広げていきます

創作における、歴史・文化・風土の関連性と、客観性や未知の可能性について改めて考える良い機会を頂きました


南 新也 個展 「For」 に寄せてもらいました:藤澤

南 新也 個展 「For」 に寄せてもらいました:藤澤

2015年7月12日

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