堀健展 「There is always light behind the clouds.」によせてもらいました:藤澤:最新の活動情報 - 彫刻アートリスト


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堀健展 「There is always light behind the clouds.」によせてもらいました:藤澤

堀健展 「There is always light behind the clouds.」によせてもらいました:藤澤

卒業生・展覧会情報

2015年11月10日 (火) ~2015年11月22日 (日)
12:00~ 19:00 (最終日 ~17:00)

場所:ギャラリーすずき
〒605-0046

京都府京都市東山区三条通りけあげ(都ホテル前)

Tel:075-751-0226
Fax:075-751-0226
http://keage-g-suzuki.com/

11/17(日)に彫刻コース16期生の堀健さんの個展によせてもらいました

画廊の中央にある作品に近付くと、その両端が、まるで双発の飛行機のプロペラのように回転を始めました。トラス構造とも見える繊細な線の翼と軟らかそうなボディは、今にも飛び立とうとせんばかりです。
作品を眺めつつ、画廊内を見て周っていると、作品のプロペラの回転が止まりました。また、別の角度から作品に近付くと再びプロペラが回り始めます。オーナーさんによると「ある一定の角度にセンサーが働き、プロペラの回転を制御している」とのこと。

壁面には空と海を思わせる平面の連作があり、見る者の想像の行き先をより強くイメージさせてくれます。再びプロペラを回転させたこの作品のボディを注視すると、ビジュアルからのイメージに反する重みが伝わってきました。
軽やかな見た目に反し、そのボディはコンクリート製で、窓際にある同質の小作品を手にとらせて頂くと、サイズ感からの想像を超える質量に驚かされます。
飛び立ちそうな作品の想像を超える質量と、飛び立った先をイメージさせながらもその場に留まる作品の姿から、現実と空想、自己と他の矛盾や葛藤さえも重ねてしまいます。そこには、会場であるギャラリーすずきさんが今年の12/6(日)をもって閉廊されるということも起因しているようでした

堀さんよりコメントを頂いています⇓
「2008年に初個展をギャラリーすずきにて開催。
それから毎年お世話になり、今年で8年目の8回目となりました。
そして「ギャラリーすずき」での最後の個展となります。
自分を育て導いてくれた画廊との別れは残念ではありますが。
さらなる成長の為の一つの通過点として最高の展示にしようと思います。」

堀さんは仕事の関係で在廊されていませんでしたが、作品と空間に浸り、オーナーさんからもいろいろなお話を聞かせて頂いて、長居させていただきました。
会期は11/22(日)までです。
是非会場で幻想と現実の間と、想像と現実のギャップを体感して下さい。

2015年11月17日

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